2023.10.13(Fri)at Shinjuku Deca Bar Super -Into The Unknown II –
2021年に再始動して以降、海外のメタルパンク・シーンや、ダークウェイヴ / ポストパンク・シーンと密接に関わる Sex Virgin Killer は、実験的要素と80年代から脈々と受け継がれるウェイヴ・サウンドを取り入れたイベント「Into The Unknown」を2023年8月にローンチした。
今までのサウンドとは一線を画すダークウェイヴ・セットの初めてのお披露目となったそのショーでは、幽玄かつメランコリックなスタイルを確立し、新たな方向性を示し、オーディエンスを魅了した。その第二回目となるイベントが、10月13日深夜に新宿歌舞伎町のデカバースーパーにて開催される。
「Into The Unknown II」は、ニューヨークを拠点とする EBM/ダークウェイヴ・アーティスト Un Hombre Solo のジャパンツアー・ファイナルも兼ねており、翌日10/14(土)からジャパンツアーを開始するカリフォルニアのダークウェイヴ / ポストパンク・プロジェクト Yama Uba が DJ set で出演。
国内からは、 Un Hombre Solo からの熱いリクエストが寄せられたジャパニーズ・ミニマルシンセ・アーティスト Soloist Anti Pop Totalization 、加えて Sex Virgin Killer のコンポーザー / リーダーである masa のソロ名義 Lilii Mar (+ドラマーのHammerもサンプリング・パーカッション、PCで参加) が出演。
DJには、日本のアンダーグラウンドのみならず世界中から注目される存在の SiSeN (Japaranoia) 、EBM系において他の追随を許さない程の探究心とセンスを持つFECROMASS (PHALANX / NAN + NA)、シーンの中でも独自の立ち位置で予測不能な存在感を放つ MATERIA! (QUEER NATIONS) の出演が決定。
– Into The Unknown II –
2023.10.13(Fri) Midnight
at Shinjuku Deca Bar Super
Un Hombre Solo (from NY) [Synthicide]
Soloist Anti Pop Totalization [Objet Trouvé / TONN RECORDINGS]
Lilii Mar (a.k.a Masa from Sex Virgin Killer)
Yama Uba (from Oakland California) [Psychic Eye]
SiSeN (Japaranoia)
FECROMASS (PHALANX / NAN + NA)
MATERIA! (QUEER NATIONS)
OPEN/START 24:00
ADV ¥2,500 (+1drink) / DOOR ¥2,800 (+1drink)
予約フォーム
Un Hombre Solo (from NY)
Un Hombre Soloは、Alaska (メキシコの歌手、DJ、テレビのパーソナリティ) の作品への長年にわたる愛着と、Paralisis Permanente や Seres Vacios などが活躍した80年代スペインの芸術運動「Movida Madrileña」や、初期ダーク・エレクトロニックのSkinny pupy、Project Pitchfork、Leaether Stripなどからのインスピレーションをミックスすることから始まった。その名は、スペインのレジェンド・ポストパンク・バンド Decima Victima のアルバム・タイトル「Un Hombre Solo (ウン・オンブレ・ソロ)」が由来となっている。本公演がジャパンツアーのファイナルとなる。
Soloist Anti Pop Totalization
70年代後半〜80年代初期の MUTE RECORDS やシェフィールド周辺のエレクトロニクス / インダストリアルのサウンドと、独自のパンク / DIYスピリットを受け継ぎ再構築する東京のミニマルシンセ・アーティスト。2016年のプロジェクトスタート以降、ストイックに作品を創り続け、海外レーベルから数多くの作品をリリースしている。
Lilii Mar (a.k.a Masa from Sex Virgin Killer)
Sex Virgin Killer のDNAでもある Lilii Mar a.k.a masa によるソロ・プロジェクト。2023年7月にシングル「Angel」を Bandcamp でリリースしてデビューを飾った。ゴスの雰囲気を纏った美しい楽曲は、欧米のダークウェイヴ / ポストパンクのクラスタを中心に反響を呼んだ。今回の「Into The Unknown II」で初めてのライヴ・パフォーマンスを行う。同バンドでドラム / パーカッションを担当する Hammer がサポートとして出演予定。
Yama Uba (from Oakland California)
Yama Uba (ヤマ・アバ) は、Akiko Sampson (Ötzi / Psychic Eye Records) によるダークウェイヴ / ポストパンク・プロジェクト。広がりのあるボーカル、爆発的なベースとギター、シンセポップやインダストリアル・ビートにシンセを重ねた Yama Uba のサウンドとパフォーマンスは、アメリカ、メキシコ、ヨーロッパのオーディエンスを魅了してきた。Yama Uba の次のアルバム「Silhouettes」は、2023年10月に Psychic Eye / Ratskin Records からリリースされる予定。
2017年以来、Akiko Sampson は Yama Uba(以前のプロジェクトではÖtzi / エッツィ)として、The Chameleons、Pink Turns Blue、She Past Away、Light Asylum、Twin Tribesといったダークウェイヴ、ポストパンク、パンクの著名人たちとステージを共にしてきた。Yama Ubaは、2023年10月14日に新宿歌舞伎町ACBで日本デスロック界のレジェンドである PHAIDIA と共演した後、京都、大阪、大分といった日本各地をツアーで巡る。本公演ではジャパンツアーに先立って DJ set での出演となる。
SiSeN (Japaranoia)
Tokyo Decadance メインメンバーの1人。00年代、数々の国内のゴス / アンダーグラウンドシーンでDJとして活躍し、またKERAやゴシック&ロリータバイブルでも読者モデルとして注目され、音楽とファッションをクロスオーバーさせた。00年後半から世界中のアンダーグラウンド・シーンとの架け橋となるべく、20カ国以上の遠征を重ねつつ2011年に渡独。ベルリン拠点で Sabbat Berlin 、 Angel-in-Bondage などのローカル・アンダーグラウンド・パーティーでレジデントを勤め、自身の実験的プロジェクトである Japaranoia としても精力的に活動した。2017年末に帰国した SiSeN は、原点であるゴス・クラブ・シーン派生のインダストリアル、EBM、ダークウェイヴ、ミニマルシンセなどを混ぜつつ、ジャンルの枠を超えたスピンをこなす。
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FECROMASS
Death Trip Industrial Unit “Skin Job”のagitatorでTokyo glooms party “NAN+NA”のResident DJであるFECROMASSは、Post Industrial Musicをベースに尖鋭かつ重厚にBrutalな表現を明示する東京を拠点とするDJである。
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MATERIA! (QUEER NATIONS)
2021年末よりインダストリアル・ミュージック・プロジェクト QUEER NATIONS として活動をスタート。
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【イベント会場】
新宿歌舞伎町 Deca Bar Super
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目9−8 アサヒビル 地下1階